プロが見る10のチェックポイント
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掃除がきれいに行き届いているか
細かいところまで手が回っているかは、現場の余裕とスタッフの意識の高さの証拠です。 -
職員とほかのご利用者との会話でタメ口が常習化していないか
施設見学に来られることは事前に全スタッフへ伝えられているはずです。それでもタメ口や言葉遣いの悪い会話が聞こえるなら、タメ口が常習化している、また職員の教育体制も適切ではない可能性が高いです。 -
ナースコールが鳴りっぱなしになっていないか
センサーコールの対応速度は日々のケアの丁寧さや職員のやる気にも直結しています。 -
利用者さんとスタッフの仲の良さそうな会話が聞こえてくるか
作業としての介護だけでなく、日常の温かいコミュニケーションがあるかどうかが分かります。大事なご家族がこの場所で毎日楽しく過ごすことができるかに大きく関わります。 -
スタッフが別のスタッフに理不尽に怒られていないか
見学中、ピリついた空気や理不尽な叱責がないかは、スタッフ同士の関係性について知ることができる重要ポイントです。 -
外を散歩している人がいるか
これがない施設は、外に出る余裕すらない人手不足の可能性が高いので要チェックです。 -
お花見など、全員で出かける行事はあるか
ユニット行事などにしっかり力を入れているかは、日々の暮らしの豊かさに直結します。 -
フロアに尿や便のにおいがしないか
尿や便が出ていても放置していたり、何時に声掛けを行うなどと日々のケアが作業のようになっている可能性があります。これも重要なチェックポイントです。 -
スタッフの数に対して、利用者が多すぎないか
バタバタに追われていないか、一人ひとりと向き合えるバランスかを確認します。 -
現場で働くスタッフに笑顔があるか
介護スタッフが楽しめない環境で利用者さんが楽しめるわけがありません。
チェックリストを活かして見学に行くときのコツ
【完璧を求めすぎなくて大丈夫です】
「こんなにチェックするポイントがあるなんて、選ぶのが怖くなってきた…」と思われるかもしれませんが、安心してください。どんな施設にも一長一短はあります。ただ、スタッフの笑顔や言葉遣い、空気感といった「そこにいる人の温かさ」は、マニュアルやパンフレットではごまかせません。ご自身の直感と、このチェックリストをぜひ頼りにしてみてくださいね。
施設入所や介護に悩まれているご家族へ
施設入所に悩まれている娘様、息子様は、本当にたくさんいらっしゃいます。そして、ほとんどの方が「親を施設に入れてしまうなんて……」と、心に深い罪悪感を抱えられています。
ですが、どうか知ってほしいのです。ご両親に施設に入っていただくことは、決して親不孝でも、冷たいことでもありません。
身体的な障害が出てきたり、認知症が進んできたりしたときは、家族だけで抱え込まずにプロの力へ助けを求めるべきタイミングです。ご両親とあなたのお互いが苦しくなる前に、プロの力を借りることは、とても大切な選択肢の一つです。
「そろそろかもしれない」と感じたら、一人で悩みを抱え込まず、まずは情報収集から始めてみませんか? 施設探しや、オーダーメイドの訪問介護などの選択肢を覗いてみるだけでも、きっと心の重荷が少し軽くなりますよ。

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